奈良時代の『出雲国風土記』[天平5年(733)]に記された古い神社で、式内社でもあります。
神社境内は、国指定史跡出雲玉作跡(宮ノ上地区)の一画にあたり、花仙山周辺では最古の玉作り遺跡で、弥生時代末から玉作りが行われていました。
江戸時代には、「湯姫大明神」、「湯舩大明神」とも呼ばれ、藩主の崇敬厚く、隣接する玉造御茶屋 (松江藩の静養施設) に松江藩主が訪れる際には、必ず玉作湯神社に参詣しています。 藩主から神社へ品々の寄進もあり、それらは現在でも玉作湯神社に大切に保管されています。
明治時代以後、天皇即位の式典に際しては、ここで作られた瑪瑙 碧玉製品が献上されていました。
櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)
大名持命(おおなもちのみこ)
少彦名命(すくなひこのみことの)
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