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越谷周辺で発見されている板碑は、秩父の緑泥片岩で造られている。板碑は、塔婆の一種であることから、板石塔婆とも呼ばれている。この板碑は、板碑初発期にあたる鎌倉時代の建長元年(1249)銘の年号が刻まれたもので、市内で発見された板碑の中では最古のもである。しかも高さ155cm、幅56cmに及ぶ最も大きな板碑である。種子(仏をあらわした梵字。しゅじと呼ぶ。)は弥陀一仏で、その彫りは深く、初発期板碑の特徴が現れている。
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