PHP5の入手
インストールはアップグレードの方法でSynapticから行います。コマンドからもできますが、Windowsに慣れている方はSynapticをお勧めします。
バージョンは、5.2.6です。また、下記URLからPHPの詳細がわかります。
Linuxの場合は、各デストリビューション(Vineもその中のひとつ)で用意しているので、そのバージョンを使用しましょう。
PHP5のインストール
Synapticを立ち上げ、検索でPHP5を検索します。
php5をクリックすると窓が出てくるのでインストールをクリックします。左の画面になります。四角に黄色矢印がつきます。
その他にphp5-apache2、php5-odbc、php5-pdo、php5-sqlite(sqliteデータベースを使用する場合)を同じように行います。
全てアップグレードをクリックし適用をクリックします。確認画面が出るので、適用をクリック。インストールを開始します。
php5と他選択したアプリケーションの四角が緑色になっていればインストール終了です。
設 定
インストール後の、設定を行います。今回はデータベースSQLiteを使用するため設定ファイルを一部変更します。変更ファイルは、etc/php5/の中にあるphp.iniです。
Linuxの場合Windowsと違い簡単に書き換える事ができません。(中を確認することは可能です。)
赤丸のアイコン(GNOME端末)をクリックします。
コマンドを入力する画面が表示されます。カーソルの左が$だとコマンドを入力しても実行できません。
suと入力しEnter。パスワードを聞いてくるのでRootのパスワードを入力、Enter。カーソルの左が#になればコマンドの入力開始です。
ここで、gedit /etc/php5/php.iniと入力しEnter。
(Root権限に入らないでエディタを動かしても、書込み禁止となり変更ができない。)
左の画面が出たら、変更を開始します。
以下からは、変更箇所のみ記述します。
;output_handler = ←をoutput_handler = mb_output_handlerにします。
;default_charset = "iso-8859-1" ←;を消して"iso-8859-1"を"Shift_JIS"に変更する。
;extension = php_mbstring.dll ←;を消す。
;extension = php_pdo.dll ←;を消す。
;extension = php_splite.dll ←;を消す。 (sqliteを使用しない場合は、不要。)
追加・変更が終了したら保存をクリックし、終了です。
コマンドラインは、exitを入力しEnterで終了させます。
確 認
インストールができたかの確認をします。Apacheで設定したDocumentRoot(var/www/html)に確認用ファイルを作成します。
設定と同じでsuコマンドを使いRoot権限に入ります。
ここで、gedit /var/www/html/php.phpと入力してEnter。
新規作成画面が出るので、以下のように入力します。
phpinfo();
?>
終了したら保存をクリックし、終了です。
コマンドラインは、exitを入力しEnterで終了させます。
これで、確認用ファイルができました。
実際に確認してみます。FireFox(ツールバーにある青い地球)を立ち上げてURLをlocalhost/php.phpと入力してEnter。
左の画面が出ればOKです。
下へスクロールし、大見出しにApache、pdo、sqliteがあるのを確認してください。