仕様 | |
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レンズ | Kowa 50mm f=2 |
シャッター速度 | SEIKOSHA B、1~1/500 |
視野率 | - |
露出制御 | セレン光電池と絞り連動 |
ISO | 10~800 |
電池 | セレン光電池 |
大きさ・重さ | 幅 143mm、高さ 97mm、厚さ 87mm、重さ 875g |
発売年 | 1962年 |
発売価格 | 25,800円 |
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分解・組み立て・調整は自己責任の上で行ってください。
巻き上げはできるがシャッターが切れない。シャッターボタンは落ちる。また、巻上げ時にカウンターが動かない。のでとりあえず分解してみる。
1.軍幹部を外してみる
底蓋をはずして確認してみたが、わからないので軍幹部を外してみる。なお、シャッター部分を分解しないといけない場合は、あきらめることにする。(以前別のカメラで挑戦して元に戻らなくなってしまったため。)
巻き上げ部分のかに目とまき戻しのかに目をはずし巻き上げレバー側にあるねじをはずすと簡単にはずれた。
これだけではわからないので、セレン光電池とプリズムを外してみる。セレン光電池は上に2つねじがあるが、後で外す。まずプリズムをはずす、3本のねじで止まっている。プリズムが取れるとセレン光電池が止まっているネジ2本が出てくるのでこれをはずす。すると左のようになる。
わかりづらいが、赤丸のところにねじがはさまっていた。これが、シャッターが動かない原因の張本人。これをはずすとシャッターが切れるようになった。
張本人のネジ
ただし、どこのねじが外れているのかは不明。
2.内外部の清掃
ここまではずしたので、清掃する。
フォーカススクリーンをはずし、ミラー他も清掃する。
清掃前 清掃後
上の写真にもあるが、緑青がカバーを覆っている。これを、簡単にきれいにする方法がある。ただし、使用方法を間違えると取り返しの付かないことになる。今回は、軍幹部の汚れもひどく白いスポンジでもきれいにならなかったので、ためしに軍幹部もやってみることにした。また、底蓋もやってみたが、失敗した。ますは、緑青がついたねじをおこなう。下のような結果。
小さいので、わかりづらいかもしれないが、きれいに落ちている。ものの、1から2秒できれいになる。
なにを使うかというと、トイレ用洗剤を使う。今回は、100円ショップで売っているネオナイス(フマキラー製)を使った。使用方法は、よく読んで使ってください。
ネオナイスを、フイルムが入っていたケースに移して、漬け込むかまたは筆を使って塗ってみる。漬け込む場合は、ピンセットではさんだまま漬け込む、するとぶくぶくと泡が出てくる。泡が出なくなったら取り出すときれいになっている。手で直接触れないようにすること。取り出したらすぐに、水または中性洗剤で洗う。
今回は、底蓋にネオナイスを塗って、10分ほど放置をしたら、下のようになってしまった。
この写真は、Hp製フイルムスキャナ(PhotoSmartS20)で、デジタル化しました。
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